ルーティンにも色々ありまして

ルーティンっていうのは、決まっている手順とか、お決まりの所作、なんて意味ですね。
例えば、事務などの定型業務は、ルーティンワークって言いますよね。
最近では、ラグビーの中継でもよく聞くようになりました。

スポーツでいうルーティンは、重要な場面でパフォーマンスを遺憾なく発揮するための精神統一的な意味合いのあるお決まりの動作・ポーズのことですね。

でも、お決まりはおきまりでも、ルーティンワークとは少し意味合いは異なりますよね。
いや、わしはあの浣腸するで!みたいなポーズしてからPC立ち上げんねん、という、なかなかな方も中にはいらっしゃるかもしれませんがね😆

DJ業界でもルーティンってのがありまして。。
でも仕事やスポーツのルーティンとは少し違いまして。。

DJのルーティンは、近いといえば、漫才、いや一人なんで漫談か・・その鉄板ネタ、すべらんなぁ〜っていうネタ・パフォーマンスみたいなもんです😆
これは、同じレコード2枚を2台のターンテーブルで交互にループさせる技・・大道芸人が数個のボールやナイフをクルクル回すという技にならって、ジャグリングともいいますがね。

まあ、この動画をご覧いただければ一目瞭然だと思います。

DJ Jazzy Jeff / Peter Piper Routine
LL Cool J, からRun-D.M.C.の大ネタ!
これぞ鉄板!「ピーター・パイパー・ルーティン」😍

念のため言っときますと、DJ全員がこんなんするわけではないですからね~😅
はい、もちろん私もできません!

DJジャジー・ジェフは、80年代後半から活躍してて、DJ Jazzy Jeff & the Fresh Princeというデュオで、当時はラッパーのウィル・スミス(フレッシュ・プリンス)とヒップホップやってました😘
動画でも言ってましたが、まさにリビング・レジェンドですね。

動画でもパソコンを使ってましたが、DJ業界もデジタル化が進んでおります。
アナログ→CDJ→PCDJという流れですね。

ジェフの機材でいうと、ターンテーブルとミキサーはアナログですが、PCをオーディオインターフェイスに通してつないでいます。
レコードは普通のとは違い「コントロールヴァイナル」と呼ばれるタイムコードが刻まれたレコードというかコントローラーを使ってます。
これとPCにインストールした専用ソフトを使うことで、 PC内の音源をアナログのターンテーブルで操作できるんです!
これを「DVS」デジタル・ヴァイナル・システムと言います。

これの何が画期的かというと、先ず、あの重たいレコードを何十枚も持っていかなくていいってこと!レコードをいちいち替えなくても済みますし。音源の入ったPCを持っていけばいいだけ。

頭出しも、昔はヘッドホンでモニターしながらレコードをクルクル回して探してましたが、今はボタンひとつで登録・呼び出しができます。
ジェフの場合、当時はまだミキサーにそういう機能がなかったと思うので、ドーナツ盤のアダプターのところにNovationの「Dicer」というMIDIコントローラーをセッティングしてます。
これに頭出ししたいところを登録しておけば、ボタン一発でOKってわけです。

““dicer””


いや〜、便利な世の中になりましたね!

まぁ、お手軽ではありますが、音質はPCに入っている音源次第ですし、ハイレゾも出てきてますが、個人的にはレコードに勝るものはないと思ってるんで、うまく使い分けられるのが一番いいですね🤗

以上、私の週に一度のルーティン終わります😆

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