お金なければ無いなりに楽しめるのだ。それなりに(T_T)

 欲しい本があれば、先ず図書館をチェックするのが定番になってまして、昔から。「ほんきで学ぶナンチャラ」とか「初心者でもわかるホニャララ」とか、買うと2〜3,000円もするんで、購入前に比較検討したりね。高価なデザイン本や写真集もあったり、ネットで予約できたり、各区の図書館にある本も地元の図書館に取り寄せたりできるんで、なかなか重宝しております。


 人気本ともなれば予約の件数が10数件あり、そうなると借りられるのは数ヶ月先‥‥‥ということも珍しくないので、諦めて本屋で買う時もありますけどね。
 今回、誰も予約してなかったのですんなり借りられました。「ザ・ローリング・ストーンズ楽器大名鑑 Rolling Stones Gear」!この本、ストーンズのメンバーがレコーディングやライブで使った楽器が年代ごとに網羅された大図鑑です。大名鑑の名にふさわしく、圧倒的なボリューム、多数のビジュアルと詳細なテキストで、ファンならずとも引き込まれること間違いなしです!
 個人的に今までギターにはそれほど興味がなかったのですが、ロン・ウッドのゼマイティスのギター、めちゃくちゃ欲しくなりました。まぁ、見た目だけで言うてますけどね。

 ゼマイティスは接着剤でネックをボディに接合するセット・ネック式を採用していたが、ロンはねじでネックを接合するボルトオン方式を希望した。結局ゼマイティスはセット・ネック式でギターを作り、ネック・プレートをねじで取り付ける。これで見た目はロンのリクエストに応えたわけだ。ゼマイティスはネック・プレートに笑うドクロの模様を彫り込み、自分の折衷案をジョークに仕立てた。
ザ・ローリング・ストーンズ楽器大名鑑 Rolling Stones Gear」423ページより

 Zemaitis「Disk Front」。ボディの金属板に彫り込まれた海賊の宝の地図とか裏の羅針盤とか、細部まで凝っててロン・ウッドっぽいギターですね。


The Faces – Stay with me

 あとはこの写真のZemaitis Metal Front。彫り込まれたイラストがかわいいです。
 

ロニーのZematis Metal Front 78年製
ロニーのZematis Metal Front (2本目) 78年製。

 これは1974年のライブなので1本目のMetal Frontらしいです。カバー曲ですが、選曲が渋い。ロン・ウッドのソロはR&B寄りなので大好きです。


Ronnie Wood – If You Gotta Make a Fool of Somebody

 スタート・ミー・アップのプロモでは1978年製の2本目のMetal Frontを使ってますね。1本目とはつまみの位置が違います。


The Rolling Stones – Start Me Up

 あ〜、本もギターも欲しいわ。お金ないけど (^^;;

オススメ

ザ・ローリング・ストーンズ楽器大名鑑 Rolling Stones Gear

★「Rolling Stones Gear」内容紹介
本書は、ザ・ローリング・ストーンズの楽器・機材を歴史的に追った史上初のドキュメントである。彼らが使った機材を通じて、新たな視点からバンドの歴史を物語っていく。
各メンバーの経歴に加え、バンドが誕生した1962年から現在までのツアーとスタジオ・セッションを完全網羅。年代ごとに使用した楽器・機材を詳細に解説する。
また、ストーンズ関係者およびバンドとかかわった人々からの情報を基に、デモやアウトテイクを含めたレコーディング曲もすべて記載した。また初公開の貴重な写真・映像データも1,000点以上収録。
メンバーが実際に使った楽器・機材は、本書のために特別に撮影したものだ。
ミュージシャン、ストーンズのファン、何気なく本書を手に取った人など、誰が読んでも、50年間転がり続けてきたバンドについて、多くの新事実を発見できるだろう。
アマゾン 内容紹介より

俺と仲間(紙ジャケット)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です